カテゴリー: 随筆一般

  • ザイルを結ぶとき

    著者 奥山章 新潮社 2009年

    先鋭登山のアジテーターとして日本の登山界に一時代を築き、そして自ら逝った奥山章の情熱に満ちた生き方を伝える遺稿集。書名となった未完の自伝的登攀記「ザイルを結ぶとき」のほか、生前に山岳雑誌に寄稿した評論・随想・記録などが、年譜や著述目録とともに掲載されている。

  • ぶどう原に雪ふり積む

    著者 佐伯邦夫 北国出版 昭和50年

    山の話に加えて、万葉集のこと、太宰治のこと、車と人間のこと、セックスのことなど広がりのある話題が楽しく、同時に描写の底に光っている「山男の目」が印象深い。おおらかさと的確さ、反骨精神とやさしさという著者のもつ人柄のさまざまな要素がよくうかがえて読ませる。「北日本新聞の書評から」

    最近では本の感想を出版社に送る葉書を見ることも少なくなった。本書では著者に直接送られるように、住所が印刷されていた。

    今では考えられないことである。

  • 天然ウドにはアクある

    著者 佐伯邦夫 桂書房

    山岳エッセイで著名な佐伯邦夫氏が、 辛辣な社会時評を小社から。 序文に 「アクはエグイけど、 そこがまた旨さだとされる。 アク抜きを厳重にやれば、 そのものの持つ固有の旨さもまた、 淡いものになってしまう」 「文章は格闘技」 とある。 省略法をこれほど駆使して意を達せられるのは見事。 文章を考え抜いた人が、 ここにいる―打たれてこれを上梓した。 (桂書房の書評から)

    装丁がとても凝っていて、気持ち良い触り心地。

  • 山を愉しむ

    60歳からの山登り

    著者 烏賀陽貞子 烏賀陽恒正

    バード・ウォッチングの楽しみから、しだいに山の魅力にひきつけられた二人は、60歳から山登りを始める。踏破した山々は、北アルプス・南アルプスの3000メートル級をふくめて90峰。若い人は若い人なりに、年寄りは年寄りなりに体力に応じた登り方がある。ゆったりとした日程をたて、のんびり山を愉しむ老夫婦がつづる滋味あふれるモニュメント。

    高齢者だけでなく山登りをするお手本になる読み物。

    読後感が爽やかである。

  • 定本 黒部の山賊 アルプスの怪

    著者 伊藤正一 山と渓谷社

    北アルプスの最奥部・黒部原流域のフロンティアとして、長く山小屋(三俣山荘、雲ノ平山荘、水晶小屋、湯俣山荘)の経営に
    携わってきた伊藤正一と、遠山富士弥、遠山林平、鬼窪善一郎、倉繁勝太郎ら「山賊」と称された仲間たちによる、
    北アルプス登山黎明期、驚天動地の昔話。
    また、埋蔵金伝説、山のバケモノ、山岳遭難、山小屋暮らしのあれこれなど、
    幅の広い「山の話題」が盛り込まれていて、読む者をして、まるで黒部の奥地にいるような気持ちにさせてくれる
    山岳名著の一書です。

  •  新編 黒部の山人 

    山賊鬼サとケモノたち

    語り 鬼窪善一郎 白日社編集部 編

    このベストセラー山岳名著に登場する愛すべき山人(やまど)、
    知られざる「黒部の山賊」鬼サその人が語る山の民の生活譚。
    大自然に生きた生活者が披露する、今や失われた山語り・猟語り、そして自分語り。
    巻末に解説「山の賢者」(池内 紀)を収録。

    富山県人でも、なかなか慣れない読み進めると不思議や理解度アップ。

  • 八ヶ岳挽歌 続・随想八ヶ岳

    著者 山口耀久 平凡社

    著者が八ケ岳との出会いと別れを綴った美しい随筆集

  • もったいない主義

    著者 小山薫堂 幻冬舎新書

    日常の『もったいない』を見つけ、新しいアイデアを生む力を探る。ポジティブ思考と創造性を活かし、多くの人にインスピレーションを与える。特にクリエイティブ業界や自己啓発に興味のある読者に役立つ内容です。

  • 北八ッ彷徨

    著者 山口耀久 平凡社

    八ヶ岳をこよなく愛する著者による八ヶ岳讃歌。生き生きとしたリズム感のある文章は、まさに山に登り、山の空気を大きく吸い込んだ快感をもたらす。山の文学の記念碑的著作。