
古い絞りの生地。とてもかわいらしい。140くらいのサイズ


著者 小出楢重 岩波文庫 1987/8/17発行
本の状態:経年による傷みはありますが年代物の割に良い状態と言えます。
価格:700円(税込み)
大阪人特有の軽妙なユーモアと辛辣な警句に満ちた洋画家・小出楢重(1887‐1931)の名エッセイ集。身辺雑記,絵の技法等ここに収録した46篇のどれをとっても,谷崎潤一郎をして座談の名手と感嘆せしめた語り口が十二分に発揮され,尽きない魅力をもつ。妻・重子に宛てた面白さ抜群の「欧州からの手紙」を付す。楢重自筆の挿絵を多数収録。(岩波書店HPより)

小出楢重の絵が好きなわけではなくても、この随筆は面白い。何度もくすっと笑ってしまうし、それ分かるうんうんと頷いてしまう箇所が随所にある。絵を描いているいない、美術に興味あるないにかかわらず楽しめる。
著者 レナード・ホッジョーリ 翻訳 篠田綾子 晶文社 1988/9/5発行
本の状態:経年の痛みはありますが、年代の割にかなり良い状態
価格:3500円
同時期に発表された同じタイトルの『アヴァンギャルドの理論』(ペーター・ビュルガー)とともに、アヴァンギャルド芸術とは何か、学問的にアプローチしようとする人には、必読の書。同じタイトルとはいえ、ビュルガーが歴史・社会的な「制度」という視点で理論を展開しているのに対し、本書はより美学的な立場から、心理的な運動としてのアヴァンギャルドを捉えるアプローチを特色とする。

著者 若桑みどり 筑摩書房 1993/1/10発行
本の状態:経年による多少の痛みがありますがおおむね良い状態。
価格:700円(税込み)
絵画は描かれた時代の思想・宗教観を密かに映し出している。ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』、デューラーの『メレンコリア』、ジョルジョーネの『テンペスタ(嵐)』。世界の名画のなかでもとくに謎に満ちたこれらの作品から、絵画の隠された謎をさぐる。美術研究の成果を存分に駆使しながら、絵画に描かれた思想や意味を鮮やかに読み解くスリリングで楽しい美術史入門。この人の本は美術に興味があまりない人でも面白く読める。

著者 出久根達郎 草思社 2014/12/13発行
本の状態:経年による傷みはありますが、良い状態。
価格:500円
井上ひさしの『父と暮らせば』をもじったタイトルで、古本屋として作家としての出久根さんの書物愛があふれるエッセイ集。

出久根達郎
1944年、茨城県生まれ。作家。古書店主。中学卒業後、上京し古書店に勤め、73年より古書店「芳雅堂」(現在は閉店)を営むかたわら文筆活動を行う。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、翌年『佃島ふたり書房』で直木賞を受賞。他に『古本綺譚』『作家の値段』『七つの顔の漱石』『漱石センセと私』『雑誌倶楽部』『春本を愉しむ』『短篇集 半分コ』『本があって猫がいる』『本と暮らせば』『隅っこの昭和』など多数。
著者 小川洋子 朝日文庫 2016/1/30発行
本の状態:経年による傷みは多少はあります。
価格:450円
人間の言葉は話せないけれど、小鳥のさえずりをよく理解し、こよなく愛する兄と、兄の言葉を唯一わかる弟。小鳥たちの声だけに耳を澄ます二人は、世の片隅でつつしみ深く一生を生きた。やさしく切ない、著者の会心作。解説・小野正嗣。
ありそうでなさそうで、こんな家族がいると思うと切なさで空を見上げたくなる物語。

小説家の小野正嗣は、 「この世の片隅に生きる慎ましい存在たちの世界は、その底知れぬ不気味さも含めて、どれほど豊かで複雑な小宇宙であることか」と評価している。(ウィキペディアから)
小川洋子氏の作品の中で好きな作品
装画・オブジェは、勝本みつるによるものでこれもとてもいい。挿画って意外なほどに大事かも。
著者 藤野千夜 双葉文庫 2024/7/13発行
本の状態:中古本らしい多少の傷みはありますがほぼ良いと思う。
価格:500円
幼なじみの二人は50歳を迎え、共に独身。生家の築古団地で暮らす。奈津子の部屋で手料理を一緒に食べ、時にはささいなことでケンカもする。高齢のご近所さんのために、二人で一肌脱ぐことだってある。平凡な日々の中にあるちいさな幸せや、心地よい距離感の友情をほっこりと優しく描いた物語。解説・原田ひ香
NHK夜ドラで複数回放映。小林聡美、小泉今日子の一般人等身大の演技がとても良い。
今どきのとても普通な感じが共感を呼ぶのだと思う。

著者 片岡千歳 夏葉社 2023/10/20発行
本の状態:良い
価格:2000円
詩を愛する夫婦が 1963、高知に小さな古書店を開きました。「タンポポ書店」です。店には詩集も並んでいましたが、それ以上に雑本が並び、入り口には50 円均一の棚もありました。生まれてきた3人の子どもを養うため、夫は長距離トラックに乗り、妻は店舗だけでなく、催事場やスーパーでも古本を売ります。夫が病死しした後も、妻の片岡千歳さんは 2004 年まで、ひとりで「タンポポ書店」を続 けました。
本書は 2004 年に片岡千歳さんが自費出版した随筆集の復刊です。古本好きには知られていた本ですが、発行部数が少なく、長いあいだ入手困難の一冊でした。片岡さんの文章は生活に根ざした文章であり、あたたかみがあって、読む者の心を解きほぐします。本書は現在ではなかなか見られない「貼り箱」をつかった、贅沢な仕様です。一度といわず、何度でも読み返していただけたらうれしいです。(出版社より)

※本書は2004年2月にタンポポ書店より刊行されたものに、あらたに二篇の随筆をくわえ、復刊されたものです。